ここで学習すること
if文を用いた条件分岐を学習します。
if,else,elifを用いて2つ以上の分岐を行います。
ブール演算子(and, or, not)を用いた条件分岐も学習します。
条件分岐はプログラムの基本的な考え方です。
例えば、nが2より大きければ右、小さければ左を選択する。といったような条件による進路の分岐です。
pythonの等号、不等号は次になります。
a == b :aとbは等しい
a != b : aはbと等しくない
a > b : aはbより大きい
a >= b : aはbより大きいまたは等しい(aはb以上)
a < b :aはbより小さい
a <= b :aはbより小さいまたは等しい(aはb以下)
num = 5
if num >= 3: #numが3以上なら(if文の最後には:が必要です)
_ _ _ _num = num-1 #num-1を実行します。(if文の中の関数にはインデント(スペース4つ)が必要です)
_ _ _ _print(num) #numをプリントします。
else: #numが3以上でなければ(else文の最後には:が必要です)
num = num +1 #num+1を実行します。(else文内の関数にはインデント(スペース4つ)が必要です)
print(num) #numをプリントします。
=>
4
numは5なので、この場合num-1が実行されます。その結果4がプリントされます。
if文内のプログラムが実行されています。(else文内は実行されていません)
if文内であることはインデント(4マスの空欄)で示されています。
num = 15
if num >= 10: #numが10以上なら(if文の最後には:が必要です)
_ _ _ _num = num-1 #num-1を実行します。
_ _ _ _print(num) #numをプリントします。
elif num <= 5: #numが5以下なら(elif文の最後には:が必要です)
_ _ _ _num = num +1 #num+1を実行します。
_ _ _ _print(num) #numをプリントします。
else: #numが10以上でも5以下でもなければ(elif文の最後には:が必要です)
_ _ _ _print(num)
=>
14
ブール演算子
and, or, notをブール演算子といいます。
A and B :AとBの両方がTrueの時にTrue
A or B :AまたはBのどちらかがTrueの時、True
not A :AがTrueの時False、AがFalseの時True
ブール演算子を使うとプログラムがシンプルになります。
num = 15
if num >= 5:
_ _ _ _if num <= 20:
_ _ _ _print(num)
=>15
ブール演算子を用いると下記のようにプログラムをシンプルにすることが可能です。
num = 15
if 5 <= num <= 20:
_ _ _ _print(num)
=>15