基本2|型と型の種類(int,float,bool,str)

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ここで学習すること

pythonで用いる変数の型の概念と種類について学習します。

変数とは数字や文字を入れる入れ物でしたが、型とは変数の種類のことです。

イメージ:玉子(値)を入れられる玉子パック(変数)。玉子パックの種類(型)

     牛乳(値)を入れられる牛乳パック(変数)。牛乳パックの種類(型)

変数の型は値が変数に代入された時点で自動的に決まります。

変数の型を調べるには、type()を使用します。()の中に調べる変数を入れます。

num = 4

print(type(num))

=>

<class ‘int’>

整数を代入したので変数numはint型になりました。

int型:整数が入れられる型

float型:少数が入れられる型

bool型:TrueとFalseの値のみ持つ型。(bool型はif文やwhile文で用います。if文、while文の説明で詳細を説明します。)

str型:文字列が入れられる型

list型:1つの変数に対し、複数の値を入れらる型

辞書型:keyとvalue(値)をセットで格納できる型

変数に文字列を代入するとstr型になります。

文字列を代入する時は”hello”のようにダブルクォーテーションまたはシングルクォーテーションで文字を囲みます。

text= ‘ tokyo’

print(text)

=>

tokyo

文字列を代入するときは” “(ダブルクォーテーション)または’ ‘(シングルクォーテーション)で囲みます。数字もクォーテーションで囲うとstr型になります。

文字列の結合

文字列は+を用いて結合することができます。

‘ ‘クォーテーションの間にスペースを設定することでhelloとworldの間にスペースを空けています。

text = ‘hello’  + ‘ ‘ + ’world’

print(text)

=>

hello world

上の例では、文字列同士で結合していましたが、変数での結合可能です。

text = ‘world’

text2 = ‘hello’ + ‘ ‘ + text

print(text2)

=>

hello world

他には、同じ文字列を繰り返す場合は*で繰り返して表示することができます。

text3 = text * 2

=>

worldworld

すでに格納されている文字列に新たな文字列を結合する場合は、+=も使用できます。

text3 +=1


異なる型の結合

pythonでは異なる型の結合を行うとエラーになります。

num = 5

このプログラムはエラーとなります。

text = ‘ここは’ + num + ‘丁目です’

’ここは’や’丁目です’は文字列(str型)です。str型はstr型としか結合できません。変数numには整数が入っているのでint型です。

int型のnumをstr型に変更してから結合する必要があります。

num = 5

int型のnumをstr型に変更します。

num=str(num)

text = ‘ここは’ + num + ‘丁目です’

print(text)

=>

ここは5丁目です

文字列から数値に変更します。

num = ‘3’

num = int(num)

print(type(num))

=>

<class ‘int’>

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