ここで学習すること
自分で作成する独自関数の扱い方を学習します。独自関数で計算した結果の扱い方(戻り値)についても学習します。
pythonで用いる関数のうち、自分で作成する関数を独自関数をいいます。
プログラムの書き方
def 関数名( ): #コロン(:)が必要
_ _ _ _行いたい処理 #インデントが必要
def hello(): #hello()という関数を定義しています。
_ _ _ _print(‘hello’) #この関数はhelloを書き出します。
hello() #hello()関数を実行します。
=>hello
関数に値を入力する
関数に入力する値を引数という。
def 関数名(引数1, 引数2, 引数3…):
_ _ _ _行いたい処理
引数を直接指示する場合
def write(language): #引数にlanguageを指示する関数wirteを定義。
_ _ _ _text = language + ‘を書きます’ #languageを書きます と変数textを定義
_ _ _ _print(text) #変数textを書き出す。
write(‘日本語’) #write関数を引数’日本語’で実行
=>日本語を書きます
引数を変数で指示する場合
language = ‘English’ #変数languageにEnglishを代入
def write(language):
_ _ _ _text = language + ‘を書きます’
_ _ _ _print(text)
write(language)
=>Englishを書きます
複数の引数をとる場合
def write(language1, language2):
_ _ _ _print(language1 + ‘と’ + language2 + ‘を書きます’)
write(‘日本語’, ‘英語’)
=>日本語と英語を書きます
引数に初期値を設定する
def write(language1 = ‘Japanese’, language2 = ‘English):
_ _ _ _print(‘母国語は’ + language1 + ‘で’ + language2 + ‘を勉強中です’)
write()
=>
母国後はJapaneseでEnglishを勉強中です
最初の引数のみ初期値から変更します
write(‘Chinese’)
=>母国後はChineseでEnglishを勉強中です
2番目の引数のみ初期値から変更します
write(language2 = ‘Chinese’)
=>母国後はJapaneseでChineseを勉強中です
関数の外で関数の値を使用する(戻り値を指定する)
def num(x):
_ _ _ _y = x + 2
return yとすることでyが関数num(x):の外でも使えるようになります
_ _ _ _return y
関数num(x):外にもnum(5)の結果7が使えるため、test = 14となります
test = num(5) * 2
print(test)
=>14
def num(x):
_ _ _ _y = x + 2 #return yを削除してみました
test = num(5) * 2
print(test)
=>
error #test = num(5) * 2の行にerrorが表示されます。
y = x + 2の結果がnum関数の外で使えないため、num関数外のプログラム(test = num(5) * 2)が計算できません。